松丸亮吾とホームレス差別メンタリストDaiGoとの関わり

2021年10月9日土曜日

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メンタリストDaiGo氏の発言の真意を推測

■標的にされたホームレスという存在

私がかかわったホームレスの人の中で印象深いのは、自分の年金10数万円のほとんどを河川敷に捨てられていく猫のえさ代や治療費に使うご老人でした。

年金十数万円ということは、かなりいいところで働いていてきちんと年金を納めていたと推測できますが、そんな彼は頻繁に猫や子猫を捨てていく人がいることを怒っていました。

その人だけでなく、ホームレスの人と猫のコンビや家族は結構見かけます。

犬もいますね。

捨て猫家族

メンタリストという一風変わった肩書を持つDaiGo氏が8月7日、自身のYouTube Liveでホームレスおよび生活保護受給者に対する差別発言をし炎上しました。

メンタリストDaiGo氏、ホームレスの人への差別発言で「炎上」|毎日新聞(mainichi.jp)


この件について、

1.松丸亮吾とホームレス差別メンタリストDaiGoとの関わり◄現在のページ

2.メンタリストDaiGoが本当に言いたかったこと

3.資本主義に翻弄されたメンタリストDaiGo

4.メンタリストDaiGoと本当に頭がいい人の経営戦略

5.メンタリストDaiGoと物乞いの達人わらしべ長者

6.自分が許せるものと社会に許されないもの

の六つのテーマに分け、私の考えを述べていきたいと思います。

第1章.弟の松丸亮吾氏はどの程度かかわっていたのか

私がこの話題に気づいた頃、もうネットの反応はDaiGo氏の差別発言に対する糾弾に溢れ、発言の撤回や謝罪を求める声が多く聞かれていました。

そのあと、彼の弟の松丸亮吾氏がTwitterにてDaiGo氏を咎めたのです。

大多数の人がDaiGo氏は弟や家族にも迷惑をかけていると言ったり、弟はまともでよかったといったりした反応を見せる中、一部の人は兄弟グルで炎上商法を企てたに違いないと憶測していました。

さて、今回の件を、非常に懐疑的な見方で推測すれば確かに考えられなくもないかもしれません。

こう考える人はおそらく、彼らが過去にも自作自演めいた行動で注目を集めようとしていたのを知っていたからかもしれませんし、Twitterや掲示板などで自作自演する人を散々見てきたからかもしれません。

DaiGo氏および松丸亮吾氏は著名人であるために、コンスタントに話題を提供しなければいけない立場故、人々が感動するもの、笑えるもの、びっくりするものなどをSNS上でも多彩に提供していたようです。

その中で過去に自作自演ではないかと疑われる発信もあったようなのです。

しかしそれらが自作自演だとはっきり証明されたわけではありません。

懐疑的な見方をすれば、兄弟でプロレスをすれば「泣いた赤鬼」のお話のように、兄が悪役になり弟がまともな好青年となってマスメディア向けの弟の好感度を上げ、対極的な兄はアングラで活動する個性的なキャラクターを強める効果が期待でき、それを狙ったとも考えられます。

チープな台本として、一応物語がきれいにできているのでそう考えたくなるのもわかります。

私はこの超懐疑的な見方を否定する明確な論拠を持っているわけではありません。

しかし、これはもともと彼らが確立してきたキャラに影響を受けたバイアスの強い考え方だと思っています。


弟の松丸亮吾氏がどうかかわったかは、今現在兄の発言に苦言を呈し、更生を促すという表面的な事実しかわかっていません。

火消しといわれる松丸亮吾氏のツイートも、少々軽いノリに見えることは否めません。

「今度会ったら絶対に論破するまで怒り続けます」上記の発言の論破というワード。

「人の命を軽く見る発言」と形容する深刻な問題に対峙しているにしては真剣みのない言葉選びです。

普段のエンターテイメントの域から脱していない感が強いです。

懐疑的な見方をすれば世間の反応を想定しきれておらず、事前に用意された言葉のように見えなくもありません。

しかし私が思うに、亮吾氏がこのような言葉選びをしたのは、単に若く形式的な言葉を知らないか、もしくは表向きの自分のキャラを壊さないようにするためです。(後者の線が強いと思っています)

亮吾氏のキャラは、毒気のない純粋無垢で愛嬌のある天才といった感じだと思います。

ですから彼はファンの手前、いつもの文調を崩さないように彼なりのキャラクターを守りながら発言したと考えられます。

翌日投稿したツイートの「兄に超長文で送りつけて話したわけだけど、今日の謝罪動画の喋り出しが『勉強不足でした』だったからちょっとは効いたんだろうか......」も懐疑的な見方をすれば事前に想定されていた台本のように見えるというのもわからなくもありません。

ただこれは、台本に沿っている演技臭さというより、深刻な問題に対しても普段のキャラを演じ続ける演技臭さであると思います。(この演技というのはメディアに出ている亮吾氏が彼の本当の姿ではないということではなく、緊急事態に直面してもスタンスを変えないという意味での演技です)

ですからこれまでずっと亮吾氏のツイートを追い続けている人からすれば、あまり違和感はないと思われます。

逆に今回のツイートに違和感を覚える人は、これまでも彼の言動が鼻についていたような人か、もしくは今回の件で亮吾氏の一部のツイートを断片的に見た人だと思うのです。

また、台本があっただろいう見方も、過去の炎上商法を思い出して、「またか」という先入観からくるもので、それがモデル化し、あたかも台本に沿って行われているように見えてしまっている気がします。

これも一種のバイアスです。過去に起きた他のユーチューバーの炎上問題は、発言が炎上し、謝罪し、収束し、一定の認知とフォロワーが残るという結果が出ています。

その結果と現在進行中の本件を照らし合わせて、見ている側が台本だと勘ぐっていると思われます。

最初から仕組まれていたと考えるのはちょっと行き過ぎなのではないでしょうか。


そういうことで、私は今回のDaiGo氏の炎上問題に関して、松丸亮吾氏が協力して計画的に行ったという説は腑に落ちません。

炎上問題の収束に向けて初めてかかわり出したとみるのが妥当だと思います。

そもそも炎上を意図的に出すのはバズりを出すのと同じように非常に難しく確率の低いことです。

またDaiGo氏の過去の発言を見ると、ホームレスへの差別発言は初めてではなく、またこのほかにも過激な発言は多々あったようです。

したがって、今回のライブ配信で意図的に炎上させたのではなく、常に極端な物言いで視聴者を引き留めていたところ、それが世間に漏れて批判されたという方が近い気がします。

ただ、炎上してしまったのでDaiGo氏がラインなどの個人的な連絡手段を使い亮吾氏に助けを求め、亮吾氏がそれを引き受けたというのはあるかもしれません。

第2章.メンタリストDaiGoが本当に言いたかったこと|ホームレス差別で炎上

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