資本主義に翻弄されたメンタリストDaiGo|ホームレス差別で炎上

2021年10月9日土曜日

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資本主義の犠牲者となったホームレスの人たちとDaiGo氏 

1.松丸亮吾とホームレス差別メンタリストDaiGoとの関わり

2.メンタリストDaiGoが本当に言いたかったこと

3.資本主義に翻弄されたメンタリストDaiGo◄現在のページ

4.メンタリストDaiGoと本当に頭がいい人の経営戦略

5.メンタリストDaiGoと物乞いの達人わらしべ長者

6.自分が許せるものと社会に許されないもの

3.資本主義と拝金主義に翻弄されたDaiGo氏

一般的な感覚からDaiGo氏はすでに大金を稼いでいるのだから、これ以上お金に執着する理由はないという人もいるかもしれません。

しかし、これが資本主義の怖いところです。

どんなに大金を稼いでいても、上には上がいます。

向上心のある人にとって、そして人から認められたいと思う人にとって、いつも同じレベルの人が気になります。

この人たちよりはもう一歩上のランクへ。

資本主義

溺れる者は藁をもつかむといいますが、窮地にいなくても目の前に今より上へ行けるチケットが差し出されたら手を出します。

自分が楽天の三木谷社長や、ソフトバンクの孫正義、華々しい芸能界や、荘厳な政界の人々と肩を並べられるとしたらかっこいいことではありませんか。

またこの人には負けたくないというのもあるかもしれません。

そして、お金を稼ぐほどに、プロジェクトは大きくなり出資も大きくなります。

一般的なサラリーマンで言えば出世してお給料が増えればローンを組んでマンションを買います。

子どもができて生活費・教育費が増えます。出費は大概増えていくものですので、減収によって、また現状維持であっても赤字になってしまうこともあります。

自営業・経営者であれば従業員、直接雇っていなくても仕事にかかわる人が増えれば増えるほど支出や先行投資が多くなります。

稼ぎ続けなければ無一文に真っ逆さまです。

借金地獄に陥る恐れだってあります。

そしてファンの期待にこたえなければというプレッシャーもあるでしょう。


ファンから認められたメンタリストDaiGoというキャラクター、頭の回転の速さによって人々を魅了し、どんどん上に上り詰めていく。

期待してくれているファンに、自分が落ち目だなんて思われたくない。

番組が降板になっても、オファーがなくなっても、ファンにかっこ悪いところは見せられない。

ファンは裏切れない。

それらしい言い訳をして別の活躍の場所を探す。

資本主義と競争社会の犠牲者はホームレスになった人々だけではありません。

DaiGo氏もその一人です。

向上心からにしても、金銭面からにしても、そしてイメージからにしても、一度走り出したら止められない。

ぶつかって大破しようともスピードを落とすことはできない。

資本主義の歯車でズタボロになるまで走りまわらされる。

今回の炎上で自粛を余儀なくされたら、それはDaiGo氏自身では解決できない問題に直面したとしてようやく彼は静かに休めるのかもしれません。

第4章.メンタリストDaiGoと本当に頭がいい人の経営戦略

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