興味深いコンピュータ言語の名称
なじみ深いC言語
現在プログラミングで使われるコンピュータ言語と言えばC言語。
C+とかC++とかC#とか。
ヴィジュアルスクリプティングやAIチャットなどが台頭し、クリエイターたちの可能性、将来性が大幅に広がるも、やはりC言語に長けた人の精密な操作には敵いません。
B言語
ところでC言語と聞いて誰しもがふと思い浮かべることが、C言語があるならB言語もあるのか。
興味本位に調べてみるとB言語というのはある。
そもそもC言語の名前の由来は、C言語を開発したケン・トンプソンさんがB言語の後継ということで名づけたのだとか。
ちなみにB言語の名前の由来は、Aの後継かと思いきやそれは違うそうで、BCPL(Basic Combined Programming Language)からきているとか。
BasicのBなんですね。
ありそうでないA言語
B言語のBがAの次という意味を持たないとして、A言語というのはあるのかということなんですが、答えはノー。
だそうです。
不思議だなぁ、と。
ところが、面白いことにB言語の前身となったコンピュータ言語の名称の頭文字はなんと”A”!
じゃあもうA言語でいいじゃんと思うのですが、そうはならなかったみたいですね。
B言語の前に存在してその言語とはすなわち、APL。
何の略かというとA Programming Language。
Aは単語の前に置く冠詞のAなんですね。
a penとかa bananaのaです。
たしかに最初のプログラミング言語であれば、他に区別するものもないわけで"プログラミング言語"が名前になるのはわかります。
ちなみにAPLは他にArray Processing Languageとも呼ばれるらしいです。
詳しくはWikipediaをご覧ください。
もしA言語なる呼び方が許されるとしたら、もう一つ可能性のあるものがあってそれがアセンブリ言語です。
APLよりも前に誕生したもっと原始的なコンピュータ言語です。
理数系の天才たちが築き上げてきた歴史を見るとこういう理路整然とした偶然もまた必然なのかなとも思えてきます。
下に年代順にコンピュータ言語を並べてみました。
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