見た目よりも高いお金の価値
早見表の見方と補足説明
この表は キネンコ (soycheck.jp) や 古銭鑑定団 | 古銭の買取相場と価値を知る鑑定団がお宝を発見 (kosen-kantei.jp) に掲載されている日本の各硬貨の年代別プレミアム価格を一覧にしたものです。
本早見表に掲載されたプレミアム価格は並品と美品のみであり、美品については価格の後にアルファベットの"B"をつけています。
並品がある年代には美品よりも並品の価格を優先して表記しました。
並品に記載がある硬貨には必ずさらに高価な美品の価格が設定されています。
また、すべての硬貨で並品・美品ともにプレミアム価格が与えられていない年代は表記していません。
参考にした キネンコ (soycheck.jp) に記載されているものは平成28年(2016)までです。(2021年12月現在)
いわゆる古銭と言われるものは表記に入れていません。
私たちが現在日常で使っている硬貨を対象にしています。
よって未完、未使用など詳細を知りたい方、正確で最新の情報を知りたい方は、古銭に関する情報、また並品に優先された美品の価格を知りたい方は上記のサイトに訪問してください。
表内に引いてある黄色線は各硬貨から目的の年代の価格まで目を運ぶためのナビゲートです。
黒い太線は以降、表内に価格が記載されていないことを示しています。
定期的に最新情報を集め更新していく予定です。(2021年12月12日)
早見表作成の目的
私が今回、この早見表を作った目的は、買い物で新たに入手したり引き出しなどから見つかった硬貨の価格を調べる手間を極力抑えたいと思ったからです。
プレミアム硬貨を探すようになってから買い物をするたび、家で硬貨を見つけるたび、時間を使っていると、時給に換算して単価が安くなってしまいます。
もちろん、隙間時間に行う趣味のようなものですから、あまりビジネスライクにしてストレスを感じたくはありませんが、それでも効率化を図ることによって負担を軽減することは長く続けるためには大事です。
恐らくお釣りをもらうたびに丹念に調べていたら、相当根気強い人でなければ続かないでしょうし、その労力に見合った見返りがあるほど頻繁に見つかるものではありません。
一番手っ取り早いのは暗記してしまうことでしょう。
もらったお釣りをその場で、もしくは家に帰ってからさらっと見て自分の記憶と照らし合わせて評価することができれば時間も労力もかかりません。
そのためにも情報を簡素化し一覧にしてなるべく調べる時間を短くすることを目指しています。
プレミアム硬貨の覚え方
クレジットカードの利用率が高まる昨今でも、硬貨を使うことは私たちの日常においてまだまだあります。
そこでお金をチャリンと手に渡されたとき、その価値を一瞬で査定できたら脳のトレーニングにもなるんではないかと。
頭の体操です。
記憶力upで仕事や勉強、私生活でもいいことがあるかも。
完璧に覚えてもいいですし、目星をつけて少しだけ覚えておくのもいいです。
表にまとめた後、私なりのざっと覚えるコツを見つけましたので各硬貨を基軸にどの年代を覚えればいいかここに記述します。
1円玉
1円玉は美品以外該当する年代がありませんので、きれいな一円玉がなければ調べません。
1円玉は傷つきやすいので古いもので綺麗なものを市場から見つけるのはまれだと思いますので記憶するのは非効率化と思います。
よって余裕がなければ覚えることをせず、もし綺麗なものを見つけたら昭和かどうか確認し、昭和であれば本記事の早見表かプレミアム硬貨関連のサイトで調べるというくらいで十分でしょう。
5円玉
先ず昭和43年までは即確保と覚えます。
そして平成12年以降も確保と覚えます。
所々、プレミアムではない年代が混じっていますのでその部分は余裕があれば覚えるか、調べて確認すると割り切っていてもいいと思います。
10円玉
10円玉は先ずギザ10だったらとりあえず確保です。
ギザなしの10円玉はプレミアムがついている年代が少ないので、ギザ10でなくなった初めての年代昭和34年は覚えておいて、後は昭和61年を覚えておけばOKです。
50円玉
50円玉自体使用頻度が少ないのでプレミアムでなくても出会う機会はあまりないかもしれません。
ですのでせっかく覚えても出会う頃には忘れてしまうかも。
その割にプレミアム価格は高いのでもしもの時のために覚えることにあまり力を入れず手に入れたら調べて確認を重視してもいいかもしれません。
とりあえず昭和中期までなし。
昭和60、61、62と覚えて同じ穴付きの硬貨5円玉と同じく平成12年以降があったら確保するというスタンスでいいと思います。
100円玉
100円玉は平成13年と14年だけです。
100円玉と出会う頻度は高いですが、該当年の製造数はかなり少ないので見つける確率は低いです。
これは覚えておいた方が効率がよさそうです。
500円玉
500円玉もプレミアム硬貨となっているのは二つだけ。
昭和62年と昭和64年。
これは白銅の旧500円硬貨ですので、現在出回っている新500円硬貨を手に入れても調べるまでもなさそうです。
あまり使わない硬貨かもしれませんが二つなので覚えてしまうか、旧500円硬貨を見つけたら調べましょう。
補足
代替覚えたら、昭和最後の64年に5円玉と10円玉の美品、500円玉が並品であると覚えておけばいいでしょう。
おすすめの硬貨
プレミアム硬貨を探すといっても手間を考えるとだんだん億劫になってくるものです。
そこで私がおすすめする硬貨は5円玉です。
5円玉はプレミアムの並品も比較的市場に出回っている印象です。
原価が安いのでお釣りでももらいやすいですし、比較的見つけやすいのでまずは5円玉から調べてみてもいいのではないでしょうか。
見つけた時の楽しさを手軽に感じることができます。
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