答えはJinx!でも注意が必要
フラグとは
アニメやゲーム実況などでよく見かける”フラグ”という言葉。
強敵との闘いの前に「必ず帰ってくるよ」とあるキャラが言うと、視聴者は「まさかこのキャラ、この戦いで死ぬんじゃないか?」とストーリーの展開を予想して案じてしまうことがあります。
キャラや敵の強さではなく、「こういうこと言う人って絶対死ぬよね」と、様々な創作物の傾向からメタ的に察する感覚です。
ゲーム実況では「なんか今日調子いい!もう勝てる気しかしない」と大口をたたくと、「これは死亡フラグ」、「フラグか?」などと揶揄され、例えば10秒後に不意を突かれて死んでしまうと視聴者からは「やっぱりフラグだった」とツッコミを入れられるわけです。
フラグとはもともとゲーム進行のためのスイッチみたいなもの。
例えば、あるRPGの序盤、村から出たいのに見張りの兵が出口をふさいでいて出られない。
長老に話しかけると村を出る目的を告げられ、見張りの兵が道を開けてくれる。
と、この場合は長老に話しかけることがフラグになるわけですが、そのような条件を指して言うものだったようです。
「死亡フラグ」という言葉はいつ生まれた? 初出を考察したブログに注目 - はてなニュース (hatenanews.com)
やはり創作者側の観点から立ったメタ的な表現なのです。
Jinxの使い方
フラグは英単語の一つですが、英語圏の人たちはこのような状況を別の言葉で言い表すようです。
それがJinxという言葉。
ジンクス、日本で使われる用途と微妙に違っていますので、注意が必要です。
以下が実際にフラグの代わりに英語圏の人たちが「Jinx」を使っている場面です。
ネリッサさんというホロライブの配信者が仲間のビジューさんの活躍を見て「あなたはプロだね!」と言います。
言下にビジューさんはキルされてしまいゲームオーバーに。
チャット欄には「Jinxed」と流れます。
日本語に訳すと「フラグだった」と言ったところでしょうか。
この【Jinx-ジンクス】という言葉は、日本ではゲン担ぎのようにいい意味でも使われますが、英語では悪い意味でしか使われないようです。
英語「jinx」の意味・使い方・読み方 | Weblio英和辞書
伏線回収で使うフラグはまた別の単語
一点、注意しなければならないのは「フラグを建てる」、「フラグ回収」が「伏線回収」という意味でつかわれる場合、また別の表現になります。
その場合は以下のDMM英会話の回答をご覧ください。
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