マルチタスクでうっかり忘れを防止する他愛無い秘策
即席トーテム
もしかしたら一生使わないかもしれないけれど一応書き残しておきます。
職場で同僚に昼食へ誘われたり、上司に急用を頼まれたりして、作業を中断しなければいけなくなった時、戻ってきたときにやること自体を忘れてしまうことはないでしょうか。
お風呂を作るためにお湯を入れていて、それを止めようとパソコンの作業を中断し風呂場へ向かったら、急に用を足したくなってトイレに行ってしまい、すっきりして出てきたらお風呂のことをすっかり忘れてパソコンに戻っていたとか。
水道代が・・・。
これはそんなうっかり忘れを防止するアイデアです。
先ず、机で作業しているならペンを十字においてみるとか。
パソコンをしているならマウスを裏返しにしておくとか。
外で作業しているなら小石を積み上げておくとか。
そんな単純なことです。
この目印をトーテムと呼ぶことにします。
本来のトーテムは象徴の意味を持ちます。
それで戻ったときに、不自然な事象を発見し、その違和感から自分が意図的にやろうとしていたことを思い出すという記憶の呼び水のような仕組みです。
普通でしたらメモを取るでしょう。
メモを残しておけば確実です。
でも、時にはメモすらかけない時がある。
メモ用紙やペンがなかったり、メモを取る時間がなかったり、メモを残してはいけないことだったり。
そんな時に自家製の即席トーテムを使って思い出すきっかけを残しておくのです。
使いどころと注意点
私の経験上、数字や言葉などの詳細まで記憶しなければならない時は不向きです。
記憶しなければならないことをトーテムで表すのではなく、あくまで記憶していたことを思い出すためにトーテムを使うのです。
また時間に追われている時はトーテム自体を忘れてしまうことがあるのでリスク回避のためにいったん落ち着いてメモを取った方がいいです。
もしそれでも見落とさないくらい強烈なトーテムが用意できれば使えるかもしれませんが。
ちなみに先ほどのメモを取る時間がないというのは忙しいという意味ではなく、自分はもともと忙しくなかったけれども、頼みごとによって忙しくなった。
そしてその用事がすんだら忙しくない状態に戻れることを指します。
それと机の上でペンをバッテンにしていたり、マウスをひっくり返したりしているところを他人に見られたら変なまじないに思われるかもしれませんし、片づけられたり直されたりしてしまうこともあるかもしれません。
ですから自分が見落とさない程度にあまり目立たないことも重要ですし、人が触ったり蹴とばしたりしないようなところで行う必要があります。
こんな感じで結構使いどころが限られてきます。
コツは自分が違和感を覚えるようなものを作ることです。
トーテム参考一覧
デスクワーク
ペンを交差させる
ペンでVやLを作る
資料やマウスの角度を90度または180度傾ける。
マウスをひっくり返す
食事中
コップの取っ手を自分の反対側においておく
箸やフォークを利き手とは逆方向においておく。
外出中
石を積み重ねる
木の枝を×、V、L字にしておく。
脱いだ靴の中に何か入れておく。
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