【生き残り戦略】NHKはスポンサーをつけるべき

2022年4月15日金曜日

社会

t f B! P L

受信料は高すぎる

視聴者の受信料に依存しない経営戦略を

時々話題になるNHKの受信料。

中には常に気になっている人もいるでしょう。

特にNHKを全く見ない人。

私はどちらかというとNHKのような機関は必要だと思っていますが、受信料についていえば思うことがあります。

「高すぎでしょ!」 

月額2,170円、12カ月一括前払いにすると1,855円お得な24,185円です。

NHK受信料の窓口-NHK放送受信契約・放送受信料についてのご案内 (nhk-cs.jp)

私はほとんどニュースしか見ません。

でもNHKのニュースは他の局のニュースよりシンプルで見やすいです。

だからなくなってほしいわけではない。

でもニュースに月2,170円はさすがに高いと思います。

片や、自分が見たいものがあって加入する動画配信サービスを見ると、

Netflix(ネットフリックス)は月額990~1,980円、

Amazonプライムビデオは月額500円、

他も大体1,000円前後です。

Netflix(ネットフリックス)の月額料金プランどれが良い?他社と比較や特徴・プラン変更の方法・支払い方法 | Beyond(ビヨンド) (boxil.jp)

確かにこの手の配信サービスはNHKとは用途がちょっと違う場合もありますから、一概に同列には語れませんが一般人の金銭感覚からするとNHKは割高な感じがします。

NHKの受信料がそこそこの値段設定になっているのは主に理由が二つあります。

どちらも言うまでもないことですが、一つはNHKの収入源がほぼ受信料で賄われているからです。

もう一つはNHKの番組はどれもある程度のクオリティーが求められているからです。

視聴者は自分がお金を払っているという意識が強い、というよりお金をとられているとか払ってあげているという意識が強いですから、朝ドラや大河ドラマ、バラエティー番組でも面白くなかったらクレームも入れたくなります。

自分の好きな俳優やタレントをいつまでも出してくれなかったらイライラしてきます。

そういう仕組みになっているのでNHK側も民法とは違ったプレッシャーを感じていると思います。

受信料を下げればクオリティーが下がるし、クオリティーが下がれば視聴者から苦情が来る。

このバランスはけっこうタイトになっていて変革しづらい状態だと思います。

NHKはいろんなものを結構宣伝している

私はこの窮屈な状況を打開し、視聴者にも経済的に優しく、なおかつNHKが今後末永く安定した番組制作を続けるためにスポンサーを付けた方がいいと思っています。

とは言ってもCMを流すといったものではなく、ある会社や地域の利益になる話題を取り上げそれに関係性のある人たちに協賛してもらうというものです。

朝ドラが取り扱う会社

例を挙げるならば、朝ドラ「まんぷく」のモデルでもある日清食品。

まんぷくの放送からチキンラーメンの売り上げが伸びたそうです。

「まんぷく」効果 チキンラーメン60周年目に最高売上高 - 産経ニュース (sankei.com)

大河ドラマのロケ地

もう一つの例は大河ドラマと観光業の提携です。

大河ドラマの題材になった地域に行ってみたいと思う人はいるでしょう。

そうした人たちを見越しての協賛です。

ただこれは協賛者と実際大河ドラマの恩恵を受ける人の結びつきがあやふやでもありますから、ツアーを組むなり、割引券を作成するなり何らかの工夫は必要と思われます。

番組で取り扱う商品

そして他にもスポーツ用品などのスポンサーも期待できます。

朝ドラの後にグレートトラバースという番組がやっていて、冒険家の田中陽気さんという人がアンダーアーマーというブランドのシャツを着ていました。

また彼は携帯会社のauのスマホなんかをニュース記事なんかで紹介していますからそういったスポンサーの見つけ方もあるのかなと思います。

問題はスポンサーの付かないような教育番組はどうするかということですが、それはNHKの元の理念に従って、別の番組で稼いだ利益を一度プールし、そこから再分配して収支を成り立たせるべきだと思っています。

採算が合わないからと言ってそれを全て視聴者の受信料に頼るような体制では、今後支持を得られないのではと思っています。

このブログを検索

Blog Archive

人気の投稿

QooQ