アイデア|犬が欲しいと思っても3年待って買うべきだ

2022年5月29日日曜日

発明・アイデア

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精神論ではなくシステム構築の問題

犬の命の重さについて考える

ペットショップで犬を見つけると欲しいなと思うかもしれません。

犬がいてくれたら家の中が明るくなるだろうなと思ってペットショップに行くのかもしれません。

飼い主に忠実で、かまってほしがりで、大きな瞳で見つめてくれる。

こんな動物他にいません。

そんな人間の生活の中に溶け込んだ犬ですが、令和2年で4,059匹が察処分されているとの報告があります。

環境省_統計資料 「犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況」 [動物の愛護と適切な管理] (env.go.jp)

平成16年の15万匹から比べれば大きな進歩であり、一度も前年を上回ることなく減少しています。

とてもいいことです。

ただ現状でも4千匹ほど。

新型コロナウイルスで、毎日死亡者が報告され、死と数字に対して価値観が改まった昨今です。

4,000という数字は多いと思う感覚ですし、減らす努力をすべきだと感じます。


日本では犬種と性別さえ決まれば割と簡単に購入できるプロセスが整っています。

それでも私は欲しいと思ってから3年待って買うべきだと考えています。

これは単純にその時ほしいと思っていても時間がたてば気持ちが変わるかもしれないからなどの精神論よりの考えからではありません。

流通量が多い現状のシステムを変えるべきだという考えのためです。

多くの人が訴えているように犬が商品として簡単に人の手に渡ってしまうことが問題です。

ですから犬を繁殖させて購入者を待つ体制ではなく、購入者が注文をしてからそれに一致する犬種と性別の犬を探す体制にすべきだということです。

ブリーダーとのつながりを持っている人が自主的にやっている方法です。

ペットショップはその打撃をこうむらないようマーケティング戦略の見方からも前衛的に考え、自らそのネットワークの構築者となるように移行していくべきです。

"3年"という期間に明確な根拠があるわけではありません。

ある人が欲しいと思って、そこから全国のネットワークを通じて探し、いなければ生まれるのを待つ。

欲しいと思ったのなら1年でも2年でも、3年でも待つべき、そのくらい命は貴重なものだという意味での3年です。

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