疑心暗鬼で始めた初めての種からの栽培
2022年
6月26日日曜日
アマリリスの花が終わった後、実が熟し、自然と子房が割れて種が見えました。
このままにしておくと風で舞って行ってしまうのですぐに採取しました。
何枚も重なっていて一枚一枚の種は枯葉のように非常に薄くて軽いです。
ちなみに毎年花を咲かせていたアマリリスですが、いつもは種ができる前に枯れてしまっていました。
今回は花が終わった後も適度に水やりを続けていたのが功を奏したと見ています。
7月3日日曜日
プランターに実二つ分の種をパラパラとまきました。
土はほとんど被せていません。
気持ち程度です。
育て方はこちらのサイトを参考にしました。
種から育てるアマリリスby朝採-そだレポ|みんなの趣味の園芸 (shuminoengei.jp)
上記の方の記録より、種ができたらそれを採取してすぐにまく「取りまき」が一番発芽率がいいと知り、一週間たってしまいましたが早速、種まきしました。
また上記の方は地植えであり、「日が当たる場所よりも、植物や石の影の方が発芽率がいい」とおっしゃっていたので私はプランターの上にすのこを置いて日陰を作りました。
プランターに覆いかぶせるようにすのこを寝かせていました↓
100均で買ってきたものです。
これが正しいやり方かはわかりません。
7月4日~7月25日まで
ベランダの中でもあまり日が当たらないところにプランターを置き、しかもすのこを置いていたのであまり乾燥はしませんでしたが、三日に1度程度、土の乾きを基準に水やりをしました。
普通のジョウロでです。
芽が出るまで非常に疑心暗鬼にさせた案件が二つありまして、一つは全くの初めてだったこと、もう一つは近所の方に種を分けたところ種が薄っぺらいので受粉していないのではないかと言われ発芽しないかもと思っていたことです。
確かに前述のサイトで種は薄いと確認してはいましたが、実際に種を手に取ったことがなかったので、受粉していないなんて言われると、本来はもうちょっと厚みやふくらみがあるのかなと思ってしまったワケです。
ただ、子房が割れたのは間違いなく種が十分に育ったからだという理論が自分の中にありましたので完全にあきらめたわけではありませんでした。
種がだめでもプランターは余っていましたし、他の植物のついでに水やりするだけですので、ダメもとでやってみようというわずかな動機を保っていました。
そして実際に発芽したのなら自分なりの記録を公開することは何らかの意義はあるのではと考えブログの記事にした次第です。
種まきから発芽まではだいたい3週間から一カ月
7月26日火曜日
待てど暮らせど一向に芽は出ず、適度な水まきを心掛けながら種まきから約二十日後、正確には23日後、一番最初の発芽を確認しました。
信じてやってきてよかった。
いや、信じていたというのは今だから言えることで、本当は「ただやっていた」ということに近いかもしれません。
植物に関する格言の中で、聖書では「からしだね一粒(ほどの小さな)の信仰でもあれば」なんて言いますが、私の場合は"アマリリスの種ほどの薄い信仰"が試されていたわけですね。
後日、次々と芽が出てきて、発芽率は決して高くはありませんが、一週間後には五つほどの発芽を確認しております。
こうしてみると土がほとんどかぶっていないものよりも、全体的に土が薄くかぶっているものの方が発芽率が高いように思います。
芽が出てからは葉に干渉しないようすのこを立てかけるようにしました↓
結論から言いますと、種まきから発芽まで1カ月は待った方がいいということです。
種まきから育てられる喜びをかみしめつつ、「アマリリス沢山出来たら実際のところどうしようか」などと一抹の不安を胸に栽培を続けていきます!
続き:種まきから最後に確認された発芽の日数とその後の記録をアマリリスの種まきから最終発芽日数と約3か月後の成長に記載しました。
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