【食虫植物】ウツボカヅラの成長|どのように捕虫袋ができるか

2022年7月6日水曜日

研究

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ウツボカヅラの捕虫葉の成長

先日食虫植物のウツボカヅラを買いました。

ウツボカヅラと言えば特徴的な捕虫葉(捕虫袋)。

本記事では捕虫葉がどのように成長してあの立派な袋になるのか何枚かの写真を使ってみていきたいと思います。

最初に申し上げておきますが、これらの写真は一枚の捕虫葉の成長を追ったものではなく一つのウツボカヅラについているいくつかの捕虫葉をそれぞれ成長段階に沿って並べたものです。


まず真ん中から細い蔓のような形をした葉っぱが出てきます。

ウツボカヅラの成長|どのように捕虫袋ができるか

これが広がって見慣れた葉っぱの形になるのですが、葉っぱの先にツルが垂れています。

ウツボカヅラの成長|どのように捕虫袋ができるか

葉っぱの先のツルの先は尖っていますがわずかなふくらみがあります。

捕虫葉の面影があります。

ウツボカヅラの成長|どのように捕虫袋ができるか

かなり時期が飛んでしまいますがツルの先の捕虫葉はウツボカヅラらしい袋に成長します。

ただフタはまだ空いていません。

この段階ですでに消化液がたまり始めています。

ウツボカヅラの成長|どのように捕虫袋ができるか

緑と赤のメリハリのある色合いに変化しフタが開きます。

ウツボカヅラの成長|どのように捕虫袋ができるか

立派な捕虫葉に成長しているものです。

中を覗くと羽虫が入っていました。

ちなみに隣には枯れ始めた捕虫葉が映っています。

ウツボカヅラの成長|どのように捕虫袋ができるか

枯れるときは先っぽから、つまりフタからツルにかけてしおれていくようです。


有名なウツボカヅラですからその存在は図鑑やテレビなどで度々見ていたのですが、捕虫葉がこんな風に葉っぱとつながっているとは知りませんでした。

てっきり葉っぱは葉っぱ、捕虫葉は別にツルか何かでツル下がっているものだと思っていました。

なんならフタの上にツルがくっついていてツル下がっているものと思っていました。

あんなに重力に逆らってしっかりと捕虫葉を支えているなんてちょっと感動しました。

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