【ウクライナ侵攻】ロシアは原発の信用を落とし化石燃料を売るのか

2022年3月9日水曜日

社会

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ロシアが原発を攻撃して利することがあるのか

チェルノブイリ原発占領とザポロジエ原発攻撃

ロシアのウクライナ侵攻によって首都キエフをはじめとする様々な場所で被害が出ています。

ロシア軍は2022年2月24日、ロシア軍はウクライナ北部にあるチェルノブイリ原子力発電所を占拠しました。

“チェルノブイリ原子力発電所 ロシアが占拠” ウクライナ首相 | ウクライナ情勢 | NHKニュース

ロシアの行動は我々の不安を煽り、外交上の緊張感を高めるものでもあります。

それからウクライナ侵攻が進む中、ロシア軍が原発を攻撃したとの報道もありました。

火災の欧州最大級原発、ロシア軍が制圧 すでに鎮火: 日本経済新聞 (nikkei.com)

ロシアは核兵器の使用をちらつかせて交渉の材料にするつもりなのではないかとの憶測が広がっています。

原発の怖さはチェルノブイリの原発事故、また日本では福島原発の事故によって世界中で認識されています。

放射線による健康被害はもとより、その土地が汚染され長期間使えなくなってしまうことで経済的損失も大きいものです。

そう考えると、石油や天然ガスなど化石燃料が収入源のロシアにとっては好都合、むしろそれを狙って進軍しているとも思えてしまいます。

もちろんロシアも原発を有していて電力の17%を賄っているというので、決して原発を排除したいと思っているわけではないと思います。

8.ロシアの原子力産業の現状- 一ノ渡 忠之 | ユーラシア研究所 レポートサイト (yuken-jp.com)

私はかねてからロシアのウクライナ侵攻を経済政策の一環という捉え方で考察してきました。

本稿もそうです。

しかし、ここにきてロシアの歴史、ウクライナとの歴史、近隣諸国との歴史に鑑みると、もっと感情的、外部の人間からすればそんなことで、と思えるような理由に固執することも十分あり得ると思いなおしています。

ですから今度からは、経済政策以外の観点から調べてみたいと思います。

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