デリバリーはmenu|史上まれにみる不快な広告

2024年3月5日火曜日

芸能レビュー

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インパクトの面では大成功

2024年2月末ごろからYouTubeで頻繁に流れるようになったmenuのCM。

menuは食事の配達サービスで、ぱっと見ウーバーイーツみたいですが、こちらは提携したファストフード店の料理を配達してくれる出前サービスのようなもの。

CMには情報バラエティー番組ラヴィットで活躍するお笑いコンビ麒麟の川島明さん。

佐久間宣行さんがCM制作にかかわっています。

見どころは川島さんの怪演。

このCM、最初はインパクトがあって面白いと思っていました。

なんか藤原竜也さん演じたデスノートを思い出させる狂人的な叫び。

同時に川島さんの俳優としてのポテンシャルも垣間見えたような気がしました。

ドラマや映画のオファーも来るんじゃないかと。

面白いCMが不快なCMに

ただ今はというと、本当に耐えられないほど嫌いになっています。

演者さんというよりもこのCMとこのCMを流したmenuのことがですね。

そしてSNSなどでも私と同じように思っている人が結構いるようです。

恐らくYouTubeという媒体に載せているのが一番の問題かと思われます。

YouTubeというのは見たい動画を開くたびにCMが流れるようになっています。

するとネットサーフィンした場合1時間で10回も20回も見ることになる。

この狂人的な叫び声を頻繁に聞いたら嫌気がさしても仕方ありません。

このタイプのCMはテレビで放映しても苦情は来るでしょうね。

しかしCMを流すタイミングは企業側で決められます。

YouTubeの場合はユーザー本位であり企業側は制御できません。

ここにこのインパクトのありすぎるCMの弱点があるのではないでしょうか。


このmenuのCMが流れると私はすかさずミュートにします。

時にはF5を押して再読み込みします。

私はYouTubeで流れるダイエットや出会い系、投資関係のCMも気持ち悪いと思っていましたが、ここまで徹底してCMを回避する行動をしたのは初めてかもしれません。

狂人というのは確かに人の目を引きますし、ドラマや映画など架空の世界では重要なエッセンスとして物語を盛り上げ印象付けます。

でも、それは狂人が珍しいからです。

滅多に見ることのない光景だからです。

それを頻繁に見せられると好奇心や警戒感が嫌悪感に変わります。

それが声で自分の耳に迫ってくる。

自分の領域を侵害されるわけです。

それが他のCMに増してこのCMの不快さを決定づけている気がします。

ということで私はこれから未来永劫menuは使いません、絶対に。

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