FF7リメイク実況で見せた丁寧なリアクション
私がFF7関連の実況で一番面白いと思ったのはホロライブ2期生の大空スバルさんです。
面白いというのは単に笑えるということではなく、共感できる、ワクワクできる、自分の気持ちを言語化してくれる、FF7が名作だと再確認できるなど、全部ひっくるめて充実した時間を過ごせるという面白さのことです。
すでにオリジナル、AC同時視聴、CC、リメイクの実況を終えていて、リバースに関してはまだ予定はありませんが、早くやりたいといっていてタイミングを探しているといった状態です。
リアクションの密度
彼女の実況の素晴らしいところは何と言ってもリアクションの細かさです。
キャラクターの発言や仕草一つ一つに反応してくれます。
自分のお気に入りの場面を実況者がスルーしてしまいちょっと残念だったという経験をされた人もいることと思いますが、スバルさんの場合はそういうことがほとんどありません。
むしろ、自分でも気づかなかった部分も発見できるほどリアクションの頻度が高いです。
配信者自身の個性が控えめ
大空スバルさんは普通の人です。
没個性という意味ではありません。
悪口ではないので説明させてください。
彼女はリアクションが大きくてわかりやすいですが、VTuber、テレビタレント、芸人に見られるキャラのクセというのが強くありません。
癖が強いと、ある出来事に対して定番のネタやキャラを出さなければなりません。
自分のキャラを守らなければならないからです。
それはそれでその人のファンにとっては楽しい時間ではありますし、こういうキャラの人がこのゲームをやったらどうなるのだろうという好奇心がそそられますので決して悪いわけではありません。
ただ自分のキャラを守ることはゲームのリアクションのバリエーションに縛りを設けてしまう弱点もあると思うのです。
その点、スバルさんはニュートラル。
あまり癖がないおかげでゲームシーンのリアクションに徹することができています。
逆を言えば、自分よりもゲームのキャラを立てられる自由なリアクションが彼女の強みであり、唯一無二の個性と言えるかもしれません。
ゲームストーリーへの深い考察と洞察
スバルさんのゲームの進捗は遅い方だと思います。
例えばRPGの場合、町の人全員と話したり、意味のないような路地や茂みを探索したり、重要な会話をメモしたりとじっくりプレイしていくタイプです。
見せプレイができるようなゲームスキルで売っているわけではありません。
サクサク進めていくのが好きな人や、華麗なプレイを見たい人だと歯がゆい場面もあるかもしれません。
ルーファウス神羅との一騎打ちでも相当苦労していましたが、でもそれは強敵を強敵たらしめる演出に寄与しています。
視聴者ともども「ルーファウス強い、カッコいい」となり、ゲーム自体の魅力を下げるようなことにはなりません。
話が少しそれましたが、彼女の強みはストーリーに対する理解力です。
じっくりプレイしているため、ちょっとした会話の内容を覚えていたり、伏線に気づいたり、FF7のオリジナルでクラウドとソルジャーの関係について真に迫る考察をしたときは畏怖の念さえ感じました。
注意点
- FF7オリジナル
- FF7アドベントチルドレン同時視聴
- FF7クライシスコア
- FF7リメイク
彼女の動画タイトルにもあるように過去の作品の内容を用いたネタバレがあります
FF7オリジナルのストーリー全容を初見プレイしたい方はご注意ください。
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