FF7|クラウドとセフィロスのモデルかもしれない日本の剣豪たち

2023年10月23日月曜日

ゲームレビュー

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因縁の二人にふさわしい人物像

FFシリーズの中でも1番売れて、派生作品も沢山出しているFF7。

主人公クラウドは様々なゲームにゲストキャラとして登場し、ついに宿敵セフィロスとともに別会社のゲームともコラボしてしまうくらい有名なゲームキャラです。

クラウドとセフィロスのモデルはいるのか。

私の考えを述べたいと思います。


たぶんですが、クラウドは日本の剣豪宮本武蔵という歴史上の人物をモデルにしているのではないかと思われます。

そしてセフィロスは宮本武蔵のライバルに位置づけられる佐々木小次郎をモデルにしているのではないでしょうか。

ネットで調べてもキャラクターデザインの野村哲也さんが何をこの二人をモデルにしたと言った発言は出てきません。

しかし、理由は二人が扱う武器と風貌にあります。

クラウドのモデルは宮本武蔵

宮本武蔵は二天一流という二刀流でも知られる流派の開祖でもあります。

クラウドに二刀流のイメージはないと思われるかもしれません。

でも、宮本武蔵が佐々木小次郎と対決する時は二刀流を使っていませんでした。

二刀流は主に複数の敵を相手にするときに活躍する戦い方。

戦で名を上げた宮本武蔵ならではの考え方です。

さて、宮本武蔵が佐々木小次郎と戦った時にどんな武器を使ったかというと、なんと舟をこぐときに使う櫂(オール)。

佐々木小次郎の長剣に対抗すべく、木製の櫂を削ってリーチの長い武器をこしらえたというわけです。

この通常の刀より大きな武器がクラウドのシンボルマークともいえるバスターソードやその他の大剣ではないかと考えられます。


風貌もそれとなく宮本武蔵っぽいところがあります。

宮本武蔵を描いた昔の絵を見ると山男のようで髪はボサボサです。

これがクラウドのツンツン頭の由来になっているのかもしれません。

見た目に関しては髪型以外にあまり似ていると思われるところは見つけられませんでした。

宮本武蔵 - Wikipedia


ちなみにFF7本編ではクラウドが二刀流になることはありませんが、アドベントチルドレンでは二刀流で戦っています。

セフィロスのモデルは佐々木小次郎

対するセフィロスのモデルは佐々木小次郎、たぶんそうじゃないかと思います。

セフィロスの武器と言えば正宗というものすごく長い刀。

佐々木小次郎の刀も長いことで有名でした。

もちろん実際に生身の人間が扱うものですからセフィロスほど長くはありませんが、普通の刀の刃長が二尺三寸(60センチ)程度であるのに対し、佐々木小次郎の刀は3尺余り(90センチ以上)というのですからかなり長いということになります。

佐々木小次郎の刀は備前長光という野太刀だったと宮本武蔵は書き残しているようです。


風貌に関しては正確でないにせよ、長髪の美青年、おじさんでも面長なイケメンに描かれることが多く、昔のドラマでもそうでした。

1965年に放映されたドラマ「宮本武蔵」なんかを調べてみると面白いと思います。

佐々木小次郎 - Wikipedia


以上のことからクラウドが宮本武蔵、セフィロスが佐々木小次郎をモデルにしている可能性が高いと言えます。

また二人のライバルという関係性と巌流島に赴くというシチュエーションも、クラウドがセフィロスのいる北のクレーターに導かれる様子と似ている気もします。

逆輸入作品?

面白いのは2001年に放映されたテレビ東京の12時間ドラマ「宮本武蔵」では吉田栄作さん演じる佐々木小次郎がセフィロスっぽかったところ。

前髪とか切れ目なところとか。

上川隆也さんが武蔵を演じましたが、巌流島を望むまなざしが、セフィロスのいる北のクレーターを目指すクラウドのような感じもしました。

観た感じではもしかしてFF7をイメージしてる?と思うほどでした。

それはきっとFF7好きの私の先入観なのでしょうが、何はともあれクラウドのモデルは宮本武蔵、セフィロスのモデルは佐々木小次郎というところはほぼ間違いないと言ってよさそうです。

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