オレ的ゲーム速報JIN、尊敬するエミンさんの助言を誤解して爆損?
エミン・ユルマズさんがシューティングスターについて言及
2023年8月16日から17日の深夜に配信されたオレ的ゲーム速報のJINさんのYouTubeライブ。
【FX生配信】破産しそう https://t.co/vtZUqFaUSk @YouTubeより
— オレ的ゲーム速報JIN@FX・株投資部 (@oreteki_douga) August 16, 2023
ドル円130円あたりからずっとナンピンし続け、とうとう含み損は9千万円。
ドル円が145円を超えた今日、さらにナンピンしたというわけです。
ドル円は下がるという彼の希望を支える一つの要因にエミン・ユルマズさんの投稿があったようです。
ドル円はここ2-3日ローソク足でシューティングスター(流れ星)が出るのかなと思って見ていますが、毎回伸びて綺麗な陽線で終わっています。今日こそ出るかもしれません。出たらトレンド転換のサイン。 pic.twitter.com/bKyn7iAkDm
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) August 15, 2023
ドル円チャートのローソク足がシューティングスターならトレンド転換。
JINさんはシューティングスターの意味を誤解?
ただJINさん、彼の話を聞いたところ、シューティングスターのことをどうやら7日間陽線が続いたことと捉えている節があるのです。
これだけ陽線が続いている(シューティングスターが現れた)。
だからトレンド転換する、と。
これまでの彼の言動を振り返ると、陽線と陰線の確率を視野に入れていて、ファンダメンタルというよりテクニカル的な観点から、ずっと陽線なわけがない、でも陽線が何日も続いている、今日こそは陰線、つまり下がるだろうと考えていたとしても腑に落ちます。
相場におけるシューティングスターの意味
ただ相場におけるシューティングスターとは、チャートのろうそく足の並び方というよりも、上昇トレンドに対して上髭が長く、下髭がほとんどないろうそく足が形成された時のことを指します。
簡単な画像を作成しました。
上髭が長く、ろうそくの部分がほとんどない様が流れ星、つまりシューティングスターに見えることからこのように呼ばれていると思われます。
そしてエミンさんはもしこのろうそく足が現れたら上昇トレンドが下落トレンドに転換するから注目だよ、と言いました。
助言者が悪いのか、聞き手が悪いのか
しかしJINさんは、エミンさんが使った「トレンド転換」という言葉と、陽線が続くわけがないという自分の経験論からドル円は下がると踏んで売り増ししたというわけです。
その後、JINさんの思惑とは裏腹にドル円はさらに上昇。
その勢いに戦慄し、売り増し分は損切してしまったそうです。
あれだけ尊敬し、信じていると言っていたエミンさんの助言に従った、従ったけれどもそれは解釈違いだった。
こういうことって、気づかないだけで私たちも結構しているかもしれません。
自分の強い願望が認知バイアスを壊してしまう一因になっているということです。
JINさんはエミンさんの予想が外れたとは言っていませんが、このような自身の解釈違いによって有識者の言い分は信用できないと考えてしまう人も中にはいるでしょう。
そういったことは、双方にとっていいことではありません。
アドバイスした人が間違っているのか、それとも自分の解釈が間違っているのか見直すことも時には必要ということでしょうか。
助言がなくても自力で挽回?
ただ、今回JINさんが損切を行ったのは確かですが、”爆損”かというとそれは言い過ぎかもしれません。
彼の含み損9000万に比べれば、損切った量はその100分の1程度、そして誤解してトレンド転換と予測したものの、その後実際ドル円は上昇の勢いを留めています。
もしかしたらJINさんのポジションは救われるかも。
株では名実ともに億トレーダー、FXでも最後はプラスで終わる可能性もあります。
エミンさんの助言を有効活用できなかったJINさんですが、彼にはこれまでの経験があります。
JINさんのトレードは値ごろ感でポジションをとっているように見えるかもしれませんが、この値ごろ感も本質的にはテクニカルの一種です。
ボリンジャーバンドを代表するシグナルインジケーターは経験値を視覚的に、機械的に表したものであり、値ごろ感も説明足らずなだけで実はインジケーター同じような機能を内包している場合もあります。
ですから一概に値ごろ感が当たらないとも言えないのです。
また、どんな荒れた相場でも生き残り、利益を残してきたJINさんは資金管理のプロであることは間違いありません。
- レバレッジをかけすぎないこと
- 証拠金維持率を常に意識すること
- 投資以外に収入源を持つこと
そこは多く投資者にとって学ぶところがあるのではと考えています。
そんなJINさんのリアルトレード、生配信しているので注目です。
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