ピクシブ百科事典にある矛盾している説明
ピクシブ百科事典はアニメやゲームなどに特化した日本初のWikipediaのようなサイトです。
その道に詳しい人が各々ボランティアで書き込み、それについて知りたい人がインターネットで検索し知識を補完します。
ただやはり有志による百科事典なので、時々解釈が偏っていたり、添削が甘かったり、多角的な分析がおろそかになっていることもあります。
また、ゲームならゲームの製作会社、小説やアニメなら原作者の公式の見解ではないのでWikipediaと同様すべてを鵜呑みにすることが内容注意も必要です。
FF8のガンブレードについて
今回はFF8に登場する武器”ガンブレード”について少しおかしな説明文があったのでご紹介します。
ほとんどやっかみに近いものかもしれませんが私としては少々納得しずらい部分でした。
ガンブレード (がんぶれーど)とは【ピクシブ百科事典】 (pixiv.net)
ピクシブ百科事典のガンブレードの頁には、ガンブレードは「創作における刀剣の一種。初出は『ファイナルファンタジー8』の主人公であるスコール・レオンハートの武器」とあり、
その仕様については
拳銃を巨大化したような柄に分厚く長い刃を取り付けた剣で、攻撃を当てた瞬間に柄にある引金を引くことで弾倉に込められた火薬が炸裂して刀身を振動させ、攻撃の威力を飛躍的に高めること可能にした、いわゆる「高周波ブレード」「超音波メス」の一種である。
たまに銃剣(実際はNRSナイフ型消音拳銃やガンスラッシュの事で本来の意味の銃剣とは違う)と勘違いしている人がいるが、銃弾を発射することはできず、剣としてしか使用できない代物である。
とあります。
ここで重要なのはガンブレードが、遠距離から弾丸を飛ばすものではないと、本来のガンブレードの様態について説明されているところです。
ガンブレードの定義があやふやになる
ですが、ガンブレードが現実で開発・使用されない理由にはこうあります。
理由はただ一つ、「刀剣として使うと銃身が歪んで銃としてはすぐ使い物にならなくなる」からである。
先ほど、ガンブレードの概要で銃として使うものではないと説明されているにもかかわらず、こちらでは銃として使うことを前提として書かれてしまっています。
FF8のスコールが使うガンブレードの画像を見るとなおわかりますが、そもそも銃身などついていません。
スコールの攻撃とともに爆発のようなものが起こっており、リボルバーから発射されているのが、私たちのイメージする銃弾とも違うかもしれません。
理由はただ一つ(一つとは言ってない💦)
もちろん、ピクシブ百科事典は不特定多数による共同作業ですので、前者と後者を同じ人物が書いたとは言い切れません。
ただ百科事典として一つの項目に目をやった時、まとまりがない矛盾したものとなってしまうのです。
「理由はただ一つ」と書いていながら、その下には「実際には既に刀剣の攻撃が当たっている状態から発砲する必要はほぼ無い訳で…」ともう一つの理由が書かれており、現実で使われない理由としてはこちらの方が的を射ています。
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