スベリヒユは強い。しかしそれはその強さを発揮できる環境でこそ。
去年発足したひとりスベリヒユ応援隊。
今年、スベリヒユを植えた場所にその姿は跡形もなく・・・。
恐らく、うっそうと生える雑草たちに場所を奪われて種があっても成長できなかったものと思われます。
スベリヒユは荒れ地でも育つ強い植物だと思っていたのに他の植物に負けてしまうなんて。
これも想像ですが、たぶんスベリヒユは他の植物が育てないような乾燥した日照りの土地だからこそ、その固有の強さを発揮できるのであり、肥沃で水分の多い土地では他の植物の成長速度に負けてしまいうまく育たないのだと思います。
オオバコは人が踏みならす道の上だからこそ、圧力に強い特性を発揮して、孤高の成長を見せることができるそうです。
草刈りや除草剤に強いドクダミは、草刈りや除草剤の散布が行われる土地でこそ、他の植物が枯れたたり成長を阻害されている間、地中の根に生命を託して生き残ることができます。
どの植物にもその植物の生きやすい環境があり、分布しているのは種がないからという単純な理由でないことが分かりました。
私の住まいの庭や周辺にスベリヒユがなかった理由も必然だったのです。
ちょっと残念ですがスベリヒユの栽培はいったん中止です。
有効利用できる素晴らしい食用雑草。
災害時のためにも自給自足を実現する一助として付き合い方を考えていきたいと思います。
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