トランプ、なぜ石破総理と会談見送りもアルゼンチン大統領には会う?

2024年11月16日土曜日

政治

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石破総理とトランプ次期大統領の会談見送り

石破総理がトランプ次期大統領との会談を求めたが、トランプ氏側から断られたことが報じられました。

トランプ氏の陣営は、就任前に外国の要人と会談しない方針を示しており、これが理由とされています。

トランプ氏、石破首相との会談を見送り…就任まで外国首脳に会わない方針で「例外認めない」 : 読売新聞

安倍総理とトランプ次期大統領の会談

一方で、2016年には安倍総理がトランプ次期大統領と就任前に会談を行いました。

この会談は、日米同盟の重要性を強調し、個人的な信頼関係を早期に築くための非公式な会合と見なされました。

安倍総理が会談を承諾された時は、トランプ氏は初当選直後でした。

当時はトランプ氏には政治家としての経験がなくアメリカ国内でも彼の実力については懐疑的な見方が多数、とにかく実績が欲しい時期でもありました。

そんな時に、経済大国に分類される日本からの会談は受け入れるメリットが高かったと思われます。

一方、現在はトランプ氏は政治家として認められており、暗殺未遂も経験しました。

実績よりも安全性や堅実性を重視したと考えられます。

アルゼンチン大統領との非公式な交流

アルゼンチンの大統領であるハビエル・ミレイ氏も、トランプ次期大統領と非公式な交流を持ちました。

この交流は、フロリダ州で開催された祝賀会の場で行われたものであり、公式な首脳会談ではありません。

祝賀会は支援者や自分を宣伝してくれる人を招待します。

ミレイ大統領は常々トランプ氏を高く評価していたため呼ばれたと考えていいでしょう。

たしかに祝賀会に呼ばれることは親密さや好感を意味します。

しかし、パーティーでの挨拶を会談と表現し、首脳会談と同列に語るのはいささか大げさではないでしょうか。

石破総理は、アルゼンチン大統領のように特定の大統領候補に肩入れすることができない立場にあります。

日本の首相として、中立的な立場を保つ必要があるため、特定の候補に対する支持を表明することは避けているということは理解できるでしょう。

結論

石破総理が会談を断られた理由は、トランプ氏の就任前に外国の要人と会談しないという方針に基づくものであり、日本の優先順位が低く見られていると考えるのは早計です。

政治に不満があるのは承知していますが、自分の気持ちを正当化するためにまったく関係のない事象に持論を付け加えていくと事実が見えにくくなってしまいます。

野党のヤジのように言いがかりをつけるのではなく、冷静に的確な批判をした方が日本のためにも、自分のためにもいいのではないでしょうか。

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