ルメール騎手が騎乗停止にならない冷静な見方

2024年11月10日日曜日

芸能レビュー

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ルメール騎手の危険な走行

2024年11月10日開催されたエリザベス女王杯。

ルメール騎手が強引に割り込んむ危険な走行をしたことで物議をかもしています。

【エリザベス女王杯】5着レガレイラのルメールに過怠金5万円 十分な間隔がないのに先行馬を追い抜く | 競馬ニュース - netkeiba

結局は過怠金5万で済んだとのこと。

拡散動画の切り抜き方

しかし、一部の観客からは不満の声が止まりません。

ただ、ルメール騎手が騎乗停止と叫んでいる人たちが拡散している動画、ちょっとずるくないですか?

動画の始まりが、ルメール騎手が両隣の競走馬を押しのける部分から始まっています。

どういう経路で入ってきたかがわからないのです。

馬は全力疾走しているわけですから急に止まることはできません。

ともすると、押しのけた部分だけでなくその状況に陥るまでのコースを観ないことには、ルメール騎手の責任を判断することはできないのです。

その状況に陥った前後関係が大事

もう少し手前からの動画もありました。

コース中央辺りに見える紫のメットをかぶった人がルメール騎手です。 

これを見ると、ルメール騎手がカーブを曲がり終わって自分の走るコースを決める時点ではまだ若干の余裕があることがわかります。

ただルメール騎手が速度を上げるや否や、急激に左隣の騎手がインコースに寄っています。

これがルメール選手の言う「ぶつかられた」ということなのでしょう。

カーブ手前であればインコースに入ってくることを予測できますが、直線ですぐにここまで寄ってくることは必ずしも予測できるとは限りません。

競馬観戦は客観的な見方が難しい

映像の角度によっては、確かにルメール騎手が理由もなく強引に割り込んでいるように見えてしまうものもあります。

割り込んだ部分だけを短く切り取った動画は論外です。

たしかに強引に割り込んだことは事実なのですが、なぜそうなった理由がわからないからです。

競馬は観客がお金をかけているので熱くなってしまい冷静かつ客観的な判断が難しくなっている場合もあり、自分の不満を正当化したいがためにそのような小細工を使う人も少なからずいるでしょう。

お金の発生しないアイドルやスポーツ選手の応援でさえ見方に偏りが出てしまうのですからこれは中々仕方がないことなのかなと思います。

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