利益と利権に心を奪われた日テレの罪

作者死亡という最悪の事件

2024年1月29日、「セクシー田中さん」の作者芦原妃名子さんが栃木県日光市の川治ダムにて遺体で発見されました。

遺書のようなものが見つかっていることから自ら命を絶ったと推測されます。

彼女が死を選んだ理由の全容と心情をすべて明確にすることはできませんが、ご自分の作品であるセクシー田中さんの実写化ドラマの制作過程で芦原さんと制作者側の意見に食い違いによるトラブルだと見られています。

芦原さんはご自分の大切な作品をドラマ化することを、

などの条件付きで承諾しましたが、それらが守られることはなく、また守ってもらおうと作者が尽力するも理解されず多大な辛苦を味わうことになったということです。

それだけではなく、日本テレビは芦原さんが亡くなったにも関わらず、その非を認めることはなく自分都合の報告書を作成してこの事件を有耶無耶にしようとしました。

この事件はテレビ局側が巨大な権力・権威によって一作り手の創作物と真心を踏みにじったことにより起こったものでした。

実は日本テレビ、実写化やアニメ化に際して自殺者が出ないまでも過去に創作物を無下に扱い原作者らの怒りや失望を招いたことが何度もありました。

詳しくは動画がありますのでご覧ください。

改悪部分、視聴者の反応、作者の反応がまとめてあります。

なぜそんなところを変えてしまうのか、変え方のセンスの無さがよくわかります。

少しでも作者に対するリスペクトがあればこのような改悪も、作者を傷つけることもなかったと思うと利権ばかりに固執するテレビ局の傲慢さと運営・営業の実力の無さを感じます。