安倍晋三銃撃スナイパー説を立証するための3つの質問

2025年3月17日月曜日

政治

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安倍晋三元首相を応援演説中に山上という男が手製の銃で暗殺した。

この事件に対してスナイパーが別の位置から狙撃したのではないかという説が出ているようだ。

それを立証するためには下記の3つの質問に答える必要がある。

スナイパーライフルの銃声は?

遠くから撃ったにしても銃声が消えるわけではない。

サプレッサー(消音器)をつけたとしても完全に銃声が消えるわけではない。

むしろ山上容疑者の銃声から遅れて聞こえてくるはずだ。

そしてスナイパーが撃った場所の近くにいた人はそれを聞いたはずだが証言者はいない。

補足:ソニッククラック(超音速弾の空気音)はサプレッサーでは消せない。

スナイパーライフルの弾で受けた傷は?

安倍氏からは山上容疑者の手製銃から発射された銃弾で受けた傷は確認されているが、スナイパーライフルの銃弾で受けたような大きな穴はない。

安倍氏の挙動にスナイパーライフルの銃弾受けたような衝撃もない。

スナイパーライフルの弾は通常、7.62㎜や.300が使われる。

胴体に当たれば体内の肉、臓器をえぐり背中には大きな穴が開く。(弾道創傷の典型例:.308や.338の弾は人体にキャビテーション(空洞化)を起こし、入口より出口が大きくなる)

頭に当たれば頭が吹っ飛ぶ。

腕に当たれば腕がもげる。

しかし、安倍氏の射創は散弾銃の小さな弾がめり込んだ形だった。

じゃあ、スナイパーライフルの弾を今回の事件に合わせて極小にしたのか?

そんな小さな弾は遠くまで飛ばない。

火薬で押し出す力に耐えられずにはじけるかもしれないし、まっすぐ飛ばない。

空気抵抗に負けてすぐに落ちる(弾道学的にも非現実的)。

狙いが定まらないからそんな弾で遠くを狙おうとも思わないのだ。

山上容疑者はどうやってスナイパーと息を合わせたのか

仮に、陽動役の山上容疑者と実行犯のスナイパー二人が安倍氏暗殺計画に参加したとしよう。

この二人はどうやって同時に発砲したのか。

インカムのような通信機器はつけていなかった。

携帯電話で合図を送った?

駅前は混雑していていつ射撃のタイミングが来るかわからなかった。

合図を送る暇はない。

じゃあ、スナイパーが山上容疑者の動きを観察し、引き金を引くタイミングを見計らった?

そんなことをすればスナイパーは安倍氏に照準を絞れなくなる。

スナイパーを扱うときは観測手を付けることもある。

じゃあ3人でやったのか。

山上容疑者とスナイパーと観測手。

山上が安倍の動きを注視しタイミングを見計らい銃撃する。

その動きを観測手が観察し、タイミングをスナイパーに知らせる。

これならありか?

いや、難しい。

なぜなら山上が撃てたとしても、その時スナイパーの角度から撃てるとは限らないからだ。

ターゲットは演説しているとはいえ動きがある。

その動きに3人のタイミングが合うなどと限りなく奇跡だ。

一つ、可能な条件があるとすればこれはもう安倍氏が協力するしかない。

4人がタイミングを合わせて動く、そして撃つ。

それでも成功するかはわからない。

それほど、多角的に一つの物事にタイミングを合わせるのは難しい。

同時に撃てたとしても、「結局じゃあ銃声は遅れてくるんじゃない?」との最初の質問に戻る。

それとも山上容疑者がスナイパーの弾の着弾に、いや発砲音が現場に届くタイミングに合わせて発砲した?

誰にそんな神業が。

最新の通信機器や目立つようなライトを使ったとしても無理だ。

もしそんなハイテクな機器を備えているならドローンで銃撃の方を選ぶだろう。

そして本当のプロならそんな成功率の低いことは初めから計画しない。

そしてそもそも暗殺に加担するなら山上容疑者に爆弾でも拳銃でも持たせてやっただろう。

役割分担する意味は?動機は?

想像するだけでも馬鹿々々しい。

もう少し現実に的を射た論述を展開するべきだ。


銃か気に詳しい人も動画のコメント欄で、銃声が安倍氏の暗殺にスナイパーがいないことを説明している。

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